法人が加入するべき保険には様々な保険があります。
一般的に知られている「自動車保険」や「火災保険」などだけではなく、様々な保険が存在します。
あまり知られていませんが、企業を防衛するためになくてはならない保険商品ですので、こちらしっかりと理解しておきましょう。
- 役員の賠償責任を賄うD&O保険
- 輸出入する企業にはなくてなならない外港貨物海上保険
- 従業員の安心ためのGLTD
- 債券回収のための取引信用保険
こちらの記事では、なかなか聞くことがない法人専用の新種保険に関して保険のプロが解説します。

【保険コンサルタント:長谷川】
保有資格
- 損害保険募集人資格
- 生命保険募集人資格
- 損害保険大学課程資格
- FP2級
保険業界歴12年、火災保険取扱件数2,000件、保険金の請求対応の顧客満足度98%
法人が加入する新種保険とは
法人が加入する新種保険とは、一般的な火災保険や自動車保険、賠償責任保険、傷害保険などの保険以外の保険の総称です。

新種保険ってなんだかよく分からないな?



保険のプロが新種保険について分かりやすく開始ます!
代表的な新種保険は、下記のとおりです。
- D&O保険
- 外港貨物海上保険
- GLTD(団体長期傷害所得補償保険)
- 取引信用保険
上記のような保険種類があります。
それでは一つづつ開始ます。
【新種保険】D&O保険
新種保険の一つ目は「D&O保険」です。
D&O保険とは「Directors(取締役)&Officers(執行役、監査役等)」の略で会社の役員や経営者に対しての補償をする保険です。
D&O保険でカバーできるリスクとは、下記のリスクです。
種類 | 事例 |
---|---|
株主代表訴訟・会社訴訟 | ・会社から役員個人への安価の販売 ・不要な土地の買い戻し補償による取得 ・株式の違法取得 |
取引先または、第三者からの訴訟 | ・連鎖倒産 ・社員の詐欺や横領 ・欠陥商品の販売 ・粉飾決算 |
このようなリスクに対してカバーできる保険です。
【新種保険】外港貨物海上保険
新種保険の二つ目は「外港貨物海上保険」です。
外港貨物海上保険は、海外から製品を輸入している企業や海外に商品を輸出している企業には必要不可欠な保険です。
多くの場合はフォアダーさんがまとめて保険に加入しているケースが多いですが、自社で加入をした方が保険料が安くなる場合が多く、加入してから数年経過している場合には見直しを検討した方がいいでしょう。
【新種保険】GLTD(団体長期傷害所得保険)
GLTDは「団体長期所得補償保険」のことで、従業員の福利厚生を充実させて、安心して働ける環境を整備するための保険です。
従業員のための整備を整えることは、採用に有利に働くことはもちろん、従業員様のやる気にもつながってきます。
従業員の方が万が一の事故で就業不能な状態になった場合の収入面の不安を解消することができるのでおすすめの保険です。
【新種保険】取引信用保険
万が一、取引先が倒産をしてしまい、売掛債権が回収できない状況になってしまったら、連鎖倒産なんてことにもなりかねません。
そんな時に役に立つのが「取引信用保険」です。
取引信用保険は、
- 連鎖倒産のリスク軽減
- 信用力の強化
- 取引額の拡大
- 与信管理ん簡略化
など、さまざまなメリットがあります。
加入の方法や取引信用保険が必要な状況なのかは、専門家に相談しないと分からない部分が多いために、保険のプロである弊社に相談してください。
新種保険:まとめ
新種保険は、なかなか普段は耳にすることが少ない保険です。
「自社に必要な補償なのか?」
「必要であれば、どのくらいの補償額が必要なのか?」
「どの程度の補償範囲が適切なのか?」
など分からないことが多いと思います。
少しでも分からないことがあったら、ぜひ弊社のリスク管理のプロにご相談ください。